モーニングからランチ・お酒まで！柳島カフェ

本日ご紹介させていただく墨田のカフェは、墨田区横川にある「柳島カフェ」さん。

場所はマンションの1階の一角にあり、周辺は住宅街。所謂、隠れ家カフェの部類に入るのかもしれませんが、今まで紹介してきた隠れ家カフェとはちょっと印象が違い、隠れ家のような佇まいではなく、どちらかと言うと誰でも気軽に入れるような印象です。

外には気持ちの良いテラス席

外にはテラス席。住宅街なので人通りも車の通りも多くないので、テラス席も静かでゆっくり。今のような暖かくなってきた時期はもちろん、夏の暑い日にビールを飲むのもいいですね。

そう、柳島カフェさんは、カフェには珍しくお酒も楽しめるんです。
そちらは後半でご紹介させていただきます。

リンタクをご存知ですか？

お店の前にひときわ目に付く、黄緑色の自転車。
これは、柳島カフェさんがはじめる予定の自転車タクシー。その名も「Rin Taxi(リンタク)」。

お客さんを乗せて墨田の町を案内する予定で特注品として作られたそうですが、
お店が忙しく、残念ながらまだ本格稼働はしていないんだそう。

環境にも優しいので、いつか実現して墨田の町を走ってるところを見てみたいものですね。

明るくて清潔感漂う店内

お店の正面は全面ガラス張りになっていて、
午前中の柳島カフェさんは本当に気持ちがいいです。
縁側にいるようなそんな感じもします。

真っ白の壁にナチュラルテイストの家具がより店内を明るくしています。

小さい店内でもちゃんと分煙がされています

ガラスの向こう側が禁煙席になっています。
大きなお店ではありませんが、ちゃんと分煙されているのはうれしいですね。
※ただし扉はありませんので、完全分煙ではありません。

マスターとの会話が楽しめるカウンター席

カウンター席は、お店の方と一番近く、自然と会話が生まれる席ですが、
柳島カフェさんのカウンターは正面の壁が少し高めの造りで、
テーブルも奥行きがあって広めに造られています。
書き物をしたり本を読んだり、パソコンを使ったりしても十分な広さがある席になっています。

もちろん、お店の方の顔もちゃんと見える絶妙な高さになっているので、
やはりマスターと世間話をされてる方が多く座ってらっしゃいます。
個人的にもカウンター席がお気に入りです。

基本的にはマスターがお一人でお店に立たれていることが多いそうですが、
時間帯に寄っては女性スタッフの方もいらっしゃるようです。

店主セレクトの雑貨販売コーナー

店内の一角には、マスターの古谷さんがぬくもりを感じるような雑貨を厳選した「雑貨販売コーナー」があります。
その他にも、手に取ってパラパラめくりたくなる古書コーナーなども併設されていて、
店内は楽しいもので溢れていて見ていて飽きません。

外からの自然光と優しいテイストの商品で思わず気持ちはほっこり。

なみなみと注がれた柳島珈琲

柳島珈琲（ブレンドコーヒー）をいただきました。
量がすごい。

充実のおつまみメニュー

冒頭でも述べた、お酒を飲まれる方用のおつまみメニュー。
柳島カフェでは、モーニングからランチ・おやつ・ちょっと一杯まで、
一日を通して楽しめるようにおつまみといったメニューも充実しています。

しかも営業時間は夜の9時まで。
夜はまた雰囲気ががらりと変わりそうですね。

すみだモダン2013受賞した名物焼きスパゲティ

柳島カフェさんは、焼きスパゲティが名物。
いくつか味がありますが、その中の「焼きスパゲティー ナポリタン」は、
すみだモダン2013を受賞された逸品。

お持ち帰りもやっています

数量限定の持ち帰り専用コッペパンサンド。
水、木、金、土曜の11:00から全品400円にて販売されています。

サンドの中身は日によって違うようです。この日は、ツナしそ、たまご、小倉。
おいしそうです。

店内には、チラシで作られた東京スカイツリーが飾ってあります。
これもまたお店の雰囲気にベストマッチですね。

柳島カフェの店名の由来は、お店のある場所の江戸時代の地名から取られたんだそう。
また、お店のロゴに使われているカエルのマークは、平安時代の書の名人、小野道風の柳と蛙の寓話「幾度も幾度も挑んでついに柳の枝に飛びついた蛙の様子を見て、努力の大切さを悟った」をモチーフに、シッポの残る若いカエルが地元を押し上げ（押上）ている姿をイメージしたイラストだそうです。
ロゴのカエルのマーク以外にも、店内にはカエルが隠れているので、探してみてくださいね。

マスターの古谷さん、見た目はちょっと怖いのですが、
お客様は、お一人で来店される方も多く、一人でも気軽に来店しやすい雰囲気は、
マスターの人柄によって作り出されているのではと感じる、
とても穏やかでユーモア溢れる親しみやすい方でした。

お店に行かれた際は、ぜひ、マスターとの会話も楽しんでもらえるといいなぁと思います。
私も取材ではなく一人のお客として、また伺いたくなるそんなお店でした。